執行役員の仕事と役割を簡単にわかりやすく解説8 執行役員と内部統制

執行役員の仕事と役割8 執行役員と内部統制

執行役員

36.会社法上の内部統制

会社法上は、取締役会が行うべき重要な業務執行の決定の一つとして、取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他会社の業務並びにグループ会社の業務の適正を確保するために必要な体制の整備をあげています(会社法362条4項6号など)。会社法上の内部統制において、執行役員は業務の適正を確保するために積極的な役割を果たすことが期待されます。

37.金融商品取引法上の内部統制

金融商品取引法は、一定の会社について、当該会社の属する企業集団及び当該会社に係る財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するために必要なものとして内部統制報告書を提出しなければならないとしています。執行役員は担当部門の業務執行を担う立場として、正確な情報提供や不適切な行為の防止などの役割を果たすことが期待されます。

38.執行役員による業務執行の監督

執行役員は担当部門の責任者として、業務執行の適正を確保する必要があります。そのためには、自らが業務を適切に遂行するだけでなく、部下や組織の活動を適切に管理し、法令違反や不祥事を防止することが大切です。また、万が一、問題が発見された場合は、迅速かつ適切に対応することも重要です。 

39.取締役会による執行役員の監督

内部統制において、取締役会は、執行役員による業務執行が適切に行われているか監督する役割を担います。業績や重要事項の報告を受け、必要に応じて改善指示を行います。取締役会は、役員役員への権限委譲後も、会社全体の業務執行に対する監督責任を果たす必要があります。

40.監査役による執行役員の監督

内部統制において、監査役は、取締役の職務を監査する立場から、執行役員による業務執行についても監査を行います。業務執行が法令や定款、社内規程に従って適切に行われているかを監査し、必要に応じて取締役や執行役員へ報告を求めたり、意見を述べるなどして、適正な業務執行が行われるようにします。

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