執行役員の仕事と役割を簡単にわかりやすく解説5 執行役員の職務と権限

執行役員の仕事と役割5 執行役員の職務と権限

執行役員

21.会社の機関設計と執行役員の権限

執行役員制度は、会社法上の機関ではなく、企業が任意に設置する経営管理制度です。そのため、執行役員の権限は会社が定める規程や取締役会からの委任によって決まります。取締役が経営方針の決定と監督を担い、執行役員が具体的な業務執行を担うことで、経営と執行の役割分担を明確にします。

22.業務の執行

執行役員は、取締役会が決定した経営方針や事業計画に基づき、担当部門の業務を実際に遂行する役割を担います。事業運営、人員管理、予算執行、業務改善など、担当領域における責任者として活動します。担当部門の業務執行者の立場で、企業の目標達成に向けて組織を動かすことが期待されます。

23.業務執行の決定

業務の執行においては様々な判断が求められます。執行役員は、取締役会から委任された範囲内で、担当業務に関するこれらの具体的な執行判断を行います。例えば、部門運営上の方針決定、業務手順の改善、担当領域における資源配分などが該当します。 

24.重要事項の決定はできない

執行役員には、会社の基本方針や重要な経営事項を決定する権限は原則としてありません。会社の重要な財産処分、組織変更、事業戦略など、経営の根幹に関わる事項は取締役会で決定され、執行役員は、これらの決定に従って業務執行を行うことになります。

25.会社の代理

代表権を有するのは代表取締役など会社法上の代表者であり、執行役員は、原則として会社を代表する権限を持ちません。ただし、会社から一定の代理権を与えられた場合には、委任された範囲内で契約締結などの行為を行うことがあります。権限範囲を明確にすることで、責任の所在を整理できます。

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取締役・執行役員

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