マーケティングを簡単にわかりやすく解説4

31.第5ステージ:技術開発・マーケティング開発

ビジネスプランを策定したら、いよいよ技術開発および製品発売に伴う、 マーケティング戦略開発をスタートさせます。そして、この段階で一度、 これまで行ってきたことを評価します。

32.第6ステージ:市場テスト・プリテスト

新製品を全国に向けて大々的に発売する前に、試作品を少人数に対し てテストをしたり、限定された地域でテスト販売してみたりすることによ り、目標通りの成果が出るか調査します。

33.第7ステージ:発売・事業化

プリテストで好結果が得られた場合は、いよいよ本格的な発売に向けて スタートします。ビジネスプランおよびマーケティング戦略に基づいて、 新たな事業として運営していきます。

34.プロダクトライフサイクル

新発売された新製品は、人と同じようにライフサイクルを描きます。具体 的には、導入期、成長期、成熟期、衰退期を、順次、たどることになりま す。それぞれの時期にあったマーケティングを展開します。

35.サドル現象とは何か

サドル現象とは、導入初期に盛り上がった後に、一時的に下がる現象の ことです。これはイノベーターと呼ばれるリスクを恐れず購入する特定 の層に普及した後、次の段階に普及されるまで、間があくことです。

36.製造コストが下限

プライシングすなわち価格設定の下限は、製造原価です。これは製造原 価を下回ると赤字になってしまうので、これがプライシングの下限とな ることは、誰でもわかります。 

37.知覚価値とは何か

知覚価値とは、消費者がその製品から得られると考えている価値のこと です。プライシングの上限を考える場合に、知覚価値を上回ってしまう と、まったく売れないということも想定されます。

38.知覚価値を高めるようにする

マーケティングを実践する人は、顧客の製品に対する知覚価値をできる だけ正確に把握することが大切です。そして、それだけではなく、マー ケティング・プログラムにより、知覚価値を高める努力をします。

39.競合企業の価格と比較する

プライシングの要素は3つあります。製造コスト、知覚価値、そしてもう1 つが、競合企業の価格です。自社の属する業界特性や製品カテゴリー などによって、この3要素のどれを重視して決めるかを検討します。

40.プライスライニングとは何か

企業は普及ライン、中級ライン、高級ラインなど一定レンジの中で製品 を取り揃えることが多いです。これをプライスライニングといいます。プラ イシングライニングの中で、個々のプライスを検討します。

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