役員・管理職向け独占禁止法研修

独占禁止法研修の目的

独占禁止法は、正式名称を「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」といい、競合他社や取引先との関係など、企業の幅広い活動について様々な規制を定めています。独占禁止法は、違法という意識が薄いまま違反を犯してしまいやすい一方、違反に対しては多額の課徴金や経営幹部・役員に対する刑事罰が定められているため、企業のコンプライアンスにおいて最も注意が必要な法律の代表といえます。独占禁止法研修では、経営幹部・役員に必要とされる独占禁止法の知識を弁護士が分かりやすく解説いたします。

独占禁止法研修のカリキュラム例

研修内容	技法
１．独占禁止法の体系を理解する　（１）独占禁止法の体系　（２）独占禁止法の３本柱　（３）その他の規制２．私的独占・不当な取引制限　（１）支配型私的独占・排除型私的独占　（２）入札談合・カルテル　（３）違反に対する手続と罰則３．不公正な取引方法　（１）不公正な取引方法の種類　（２）優越的地位の濫用　（３）違反に対する手続と罰則	講義
独占禁止法に関するグループワーク　・独占禁止法対応の現状分析をする　・独占禁止法対応に関する課題を抽出する　・独占禁止法対応の改善策を検討する	討議
上記討議結果の発表と講師によるコメント　・良い点・悪い点の明確な指摘　・改善ポイントを具体的にアドバイス　・疑問点に対する質疑応答	発表
研修のまとめ	講義